プロフィール
技術開発センター標準技術部
T.A
Q.職場はどのような雰囲気ですか?
私の部署ではセンサの校正業務を行っており、覚えるべき手順や注意事項が数多くあります。分からないことだらけですが、先輩社員も優しく、質問しやすい親しみのある雰囲気です。
技術開発センター計測技術開発部
デバイス技術開発室
W.H
Q.チノーはどのような会社ですか?
「温度」の計測技術がメインですが、他にも「水分」や「厚み」、「成分」など、あらゆる分野に明るい会社です。やろうと思えば何でもできるという強みがあります。
スマートソリューション開拓統括部
センサ技術担当
Y.R
Q.どのような業務をしていますか?
お客様のニーズに応える製品の開発に携わっており、その中でも機械設計を担当しています。大学では機械工学を学んでいましたので、その知識を活かして、私が作成した図面を基にお客様と打ち合わせをしています。
スマートソリューション開拓統括部
センサ技術担当
S.T
Q.毎日をどのように過ごしていますか?
業務として、主に制御プログラムの開発や実験を行っています。また、入社後に結婚し、結婚生活の1年目でもあります。仕事に打ち込みつつも、妻との時間を大切にしています。
-現在の仕事について教えてください。
T.A:私は技術開発センターの標準技術部で、センサの校正業務をしています。センサの種類ごとに業務担当も分かれていますが、その中でも私は「放射温度計」を担当しています。
S.T:制御技術に関した仕事をしています。温度や流量など、様々な制御対象がありますが、その中でお客様のニーズを調査して、適した制御機能を備えた調節計を作ります。私の業務は、プログラムの書き込みなど、制御アルゴリズム開発に関したものです。
Y.R:私もS.T君と同じ部署ですが、彼の業務とは異なり、ハード面の開発をしています。CADを用いて機械設計をしています。
W.H:私は技術開発センターで、燃料電池評価試験装置やガスセンサの開発をしています。意外と高校時代に習った知識が役立つこともあり、当時の教科書を引っ張り出すこともあります。 これらの業務の他に、植物工場の管理も任されています。
W.H:チノーでは新事業として、山形事業所に植物栽培実証設備を建設しました。これは農業に関するテクノロジーを磨いて、新しいアイデアを創出していくためのものです。本社1Fには、その簡易版の設備がありますが、そちらは私が栽培管理しています。収穫した野菜は食堂に並べるなどして、社員で美味しく食べています。
-入社のきっかけはどのようなものでしたか。
S.T:学生時代に通学電車から、線路沿いにある藤岡事業所をよく見ていました。大学でもセンサを扱っていたので、自然とチノーに興味を抱きました。
W.H:物理学を専攻していた私はどのような仕事ができるか。とにかく色々な業界を回りました。そして、日本製品の品質を支える計測業界に目が留まりました。その中で、研究・製造で広く使われる重要な要素「温度」を得意としているチノーに決めました。
-入社半年後に配属が決まりましたが、それまでの研修はどのようなものでしたか。
Y.R:グループ会社に至るまで、様々な部署で研修させていただきました。多くの社員に顔を覚えてもらったため、その後の仕事もやり易くなりました。
T.A:一週間単位で様々な職場を体験することができました。普段だと赴く機会の少ない部署にも接点を持つことができたので、そういった意味でも貴重な研修期間だったと思います。
-今後、どう成長していきたいか。この会社でどんなことをやっていきたいですか。
S.T:信頼される人になりたいという気持ちがあります。私の部門は社内外の様々な人との関わりが多いです。その中で仕事を通じて信頼を得ていきたいです。
W.H:新入社員でも大事な仕事を任されますので、積極的な姿勢で商業的な製品を生み出していきたいと考えています。
Y.R:発注作業などをしていると、それに掛かる費用がよく分かります。そのため一日でも早く売上に貢献したいし、それが使命でもあります。
T.A:まずは今現在の業務をしっかりと覚えることに注力します。コツが必要な業務もあるため早く身に付けたいです。
-最後に就職活動をしている学生にアドバイスをお願いします。
S.T:面接等では素直に答えたほうがいいと思います。たとえ短所や苦手なことを聞かれても、「今後頑張りたい部分です」という具合に、明るく前向きな言い方が大事だと感じます。
T.A:自分がやりたい開発をしている会社でも、組織の都合上、その開発に携われるとは限りません。入社後のギャップを防ぐためにも、会社の一部分だけではなく、全体をみることが大切です。
Y.R:入社はゴールではなく、スタートです。先のビジョンまで見据えれば結果は自ずと付いてくると思います。
W.H:会社との出会いには、もしかしたら「運」があるのかもしれません。しかし、その「運」は行動することで増やせます。様々なところへ足を運び、広い分野で人から話を聞きましょう。私もそうしてチノーに辿り着きました。