Q1: 熱画像の選定をしていてカタログが欲しいのですが、カタログ請求フォームだと機種を記入する形式になっています。購入するのが初めてなので、一覧になっているカタログはありませんか?
A1: 機種別の他にラインアップチラシがあります。
最新サーモグラフィセレクションガイド
Q2: 熱画像と可視画像が撮れて、画像に日付表示のあるサーモグラフィはありますか?
A2: CPA形式/FLIR Cxシリーズの全ての機種で、熱画像・可視画像は収録可能です。
日付に関しては、CPA-E53以上の機種でJPGに日付表示が可能です。
また、FLIR Tools等の専用ソフトで閲覧すれば撮影日時が確認 できます。
Q3: 熱画像カメラで雨漏り検知とか断熱材の状態を見たい場合、どういった機器がいいのか教えて欲しい
A3: サーモグラフィは表面の温度(熱分布)を測定する装置でなので、見えていない柱の奥などで伝ってきた水などは見ることが出来ません。しかし、水分や断熱材の有無などはその状況が熱分布として表目に現れ、判断することが出来ます。どちらのケースも表面に伝わる熱は微小な温度差になるため、0.03℃以下の温度分解能が必要と考えられます。
Q4: ハンディ形の熱画像は警報出力を出せますか?警報で、ブザーなどを鳴らしたく、警報監視が出来る熱画像を探しています。
A4: カメラ本体閾値以上になるとブザーを鳴らすことが出来る機種はございますが、接点出力等の警報出力はございません。固定型の機種であれば対応可能です。
Q5: ソフト「FLIR Tools」に必要なパソコンのスペックを教えてください。
A5: ■Ver6.4/Ver5.6
◇オペレーティングシステム
FLIR Report Studioは、次のPCオペレーティングシステムでUSB2.0および3.0による通信をサポートしています。
・32/64ビット版 Microsoft Windows7
・32/64ビット版 Microsoft Windows8
・32/64ビット版 Microsoft Windows10
◇ハードウェア
・デュアルコア2GHzプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ
・4GBのRAM(最小-8GBを推奨)
・15GB以上の空き容量がある128GBのハードディスクドライブ
・DVD-ROMドライブ
・DirectX9グラフィックのサポートには以下が必要です。
*WDDMドライバ
*128MB以上のグラフィックメモリ
*Pixel Shader2.0(ハードウェア上)
*32bpp
・SVGA(1024×768)以上の解像度モニタ
・インターネット接続(課金される場合があります)
・オーディオ出力
・キーボード及びMicrosoftマウス、または互換性のあるポインティングディバイス
Q6: 熱画像は、画素数が多い方がきれいに見えるという認識で良いのですか?
A6: デジタルカメラと同じで画素数が多い方が綺麗で、よい精度良く測定することが可能になります。
Q7: 診療報酬を受けている医療用のサーモグラフィはありますか?昔、サーモグラフィを購入したことがあったのですが、昔は扱っていましたか?
A7: 医療用で使用している方もいますが、特に規定や規格は取っていません。医療用としての熱画像カメラは昔も扱っていません。
Q8: C2とC3の違いについて教えて下さい。
A8: C2に無い機能
機能面:Wi-Fi機能/エリア(MAX/MIN追従表示)
ハード面:三脚アダプタ/収納ケース/耐落下衝撃性能
Q9: 測定原理が知りたいです。放射温度計では放射率が必要ですが、熱画像では必要ないのですか?放射率はどのように求めればよいか教えて下さい。
A9: 放射率設定は必要です。データー測定後にもFLIR Toolsで放射率の設定変更が出来ます。文献などに放射率の記載がありますが、表面状態等によっても変わるためあくまでも参考値になります。お勧めの方法は、接触式センサなどで測定した値に合わせ込む方法です。黒体テープを張った面と貼っていない面の温度比較で放射率を求める方法でも問題ありません。
Q10: 海外に持ち出す場合、非該当証明書は出せますか?
A10: 一時的に海外に持ち出すようであれば非該当証明書の発行は可能です。ずっと海外で使用する場合は海外のFLIR社代理店からの販売となり、弊社からの販売はできません。
Q11: TOOLS+って何が出来るソフトですか?
A11: 簡易レポートソフトToolsに動画保存機能が付加されカメラとPCをUSB接続することで動画保存できます。
動画解析が可能になることで、カメラの用途が研究開発にも広がります。またレポート機能もWordで自在にレポートが作成できるように機能アップし独自フォーマットのレポートを簡単に作成できます。
Q12: FLIR Tools、FLIR Tools +、リサーチIR MAXそれぞれのソフトの違いについて教えて下さい。
A12: Toolsは熱画像の静止画・動画を解析することができます。
Tools+はカメラとPCをUSB接続することで動画保存機能が付加されます。
ResearchIR MAXはTools+よりも高度な動画解析機能が搭載されたソフトとなり、グラフ・ラインプロファイルやヒストグラムのグラフ作成・データ出力機能や四則演算など充実した機能が搭載されています。
Q13: Cxは非該当ですか?
A13: 非該当です。
必要でしたら個別判定書を購入ルート経由で依頼ください。
Q14: Ex5シリーズ、三脚は取り付けられますか?
A14: 三脚取付可能です。
Q15: 電気設備の保全用途に熱画像の購入を検討しています。 測定距離と視野の関係などを教えてほしいです。
A15: FLIR C2に関しては、CPA-E4と同じと説明し、設備保全などではC2・CPA-E4A・E5Aなどが使われるケースが多いです。
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Q16: リアルタイムで現在の熱画像をモニタに出力する事は出来ますか?
A16: 機種によりビデオ出力可能な機種もございます。
CPA-E53以上がビデオ出力可能
Q17: TG167の購入を検討しています。画像の保存は出来ますか?素子の数はどれ位ですか?
A17: BMPファイルで保存が可能ですが、後から解析は出来ません。
画素数は80×60ピクセルですが、あくまでスポット放射温度計で測定しているため、温度測定は表示された1点のみとなります。
TGで表示された熱画像は参考程度になり、画像を見て温度分布を確認し怪しい箇所にレーザーを当てて1点を測定する使い方となります。
Q18: 測定した温度データのエクセル出力が可能な解析ソフトはございますでしょうか?
A18: 2次処理となりますが、FLIR Toolsで画像データの全データや解析結果データなどCSV出力が可能となります。
Q19: CPA-T1040で外壁のチェックは可能ですか?
A19: 外壁診断についても用途は様々で、剥離関係であれば微少な温度差になるため、温度分解能は0.03℃以下の機種をお勧めします。
また、距離が離れた場合は空間分可能がより小さい機種を選択することをお勧めします。