標準ソフトウェア画面一覧
画面一覧
※1 (標準)以外はオプション(OP1~5)となっています。 ※2 各画面をクリックすると拡大画面になります。
メイン画面(標準)
幅方向スキャンデータのプロファイル表示や、トラバースの動作指令を行う画面です。 幅方向の位置と、計測データのデジタル表示や、左右の演算区間設定範囲内にて、最大、最小、差、平均データの表示を行います。 又、その他にも重ね書き表示や、データホールド機能などがあります。 最大3本までのトラバース装置が接続可能で、タブの切替により、個別切替や複数同時表示が可能です。又リアルとスムーズ演算結果を切替て見たり、各々の計測データ間の差演算など、様々な演算結果の表示も可能です。
個別プロファイル(OP1)
1ロット(1ロールにおける全スキャンデータ(999スキャンMax)を表示します。 幅方向データは画面上半分に、7スキャン分のプロファイルデータが色分表示され、右側のスクロールバーにてスキャンデータを切替えて、全スキャンデータを見る事ができます。各スキャンデータは時刻、又は巻長カウントパルス入力にて巻長mでの管理が可能です。又さらにその内の1本を取り出し解析が可能です。スキャンデータはオプションにてCSV(テキスト)変換も可能です。画面下半分には、幅方向3箇所、又は1スキャン平均値の流れ方向のトレンドデータが表示されます。ロットデータはMax5000ロットまで保存でき、又検索が可能です。
ロットデータ演算(OP2)
1ロット(1ロール)における幅方向のMax値、Min値、積算Ave値のプロファイル表示を画面上半分に示します。 又、画面下半分に1スキャン毎のMax値、Min値、Ave値、及び偏差(Max-Min)を、流れ方向(時間軸)にトレンド表示したグラフを表示します。 この画面では、例えばフィルム1巻の巻き姿を見ることができます。
2次元カラーパターン(OP4)
この画面では、計測データの分布を幅方向と流れ方向を2次元(面)カラーパターンで表す画面です。 計測データはカラーパターン(任意スケール可能)にて色の分布で厚みムラや、水分ムラなどを表示します。 >また面を横に切った幅方向プロファイルや、縦に切った流れ方向トレンドデータをカーソル指定し見ることができます。
スジ検知、コブ状凹凸検知(OP5)
コーターマシーンへの異物付着によるスジ状塗工ムラや、フィルム成膜中の厚み異常(コブ・斑・凹凸異常)を検知します。通常の上下限警報では特異の形状認識ができず、今までこれらの異常は検知不可能でしたが、TD方向の微分処理等、独自の演算処理にて検知可能となりました。